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掛け軸の価値はどうやって決まるの?作者や保存状態で大違い
掛け軸のホンネ

掛け軸の価値はどうやって決まるの?作者や保存状態で大違い

掛け軸の価値は作者で決まる

掛け軸の価値の決め手は、大きく2つあります。1つ目は作者です。有名作者だと数百万円から高ければ数千万円と、博物館級のものまであります。有名作者が書いた掛け軸であれば、需要が高いため、価値が高くなります。素人が「こんな簡単に書いたものに価値があるの?」と思うものでも、見る人が見れば飾ったときに迫力や品が違って見えます。


そのため、有名作者が書いた掛け軸は、熱心な収集家がいて価値が上がります。もちろん、無名作者の掛け軸でも、しっかりとした作品であればそれなりの価値になる場合があります。しかし、どれだけ素晴らしい掛け軸でも、熱心な収集家がいなければ、価値は低くなりがちです。ただし、掛け軸の価値は、時代や人気の移り変わりによって相場が変動する可能性があります。

掛け軸の価値は状態によっても変わる

2つ目は、状態によって価値が変わります。特に保存状態が重要です。掛け軸の材料の多くは紙と布です。


高温多湿の日本では、紙と布でできた掛け軸の保存が難しいといわれています。カビが生えて変色してしまうと、掛け軸の魅力が失われ価値が下がってしまいます。古い時代の掛け軸であれば、多少保存状態が悪くてもそれが「味」になる場合があります。


しかし、近い時代のものであれば、価値が大きく下がってしまいます。他にも、表装の違いも価値が変わるポイントです。素晴らしい掛け軸には、それにふさわしい表装が求められます。価値のある掛け軸の多くは、きちんとした表装にしている場合が多いものです。多少痛んだ掛け軸でも、手間とお金をかけて表装すると価値が上がることがあります。