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掛け軸といっても実はいろんな種類があるんです
掛け軸のホンネ

掛け軸といっても実はいろんな種類があるんです

四季を彩る掛け軸

現在の日本で扱われている掛け軸というのは、仏教が盛んであった中国から仏教とともに日本に伝わったと言われています。そういった意味で昔は宗教的な意味合いが強かったのですが、鎌倉時代、室町時代、安土桃山時代、江戸時代と歴史を重ねる事で、宗教的な意味合いを持つものだけではなく、日本独自の用途に合わせた掛け軸が生まれました。


日本の掛け軸の代表格といえば、やはり富士山です。日本を代表する山であるというだけでなく、季節や見る角度によってさまざまな顔を見せてくれるので、季節ごとに和室を飾る掛け軸としてはもってこいだったのだと思われます。更に富士山だけではなく、風景や動物、花などを描いたものや、結納や結婚、正月などのお祝いの席を飾るものまでさまざまな図柄があり、いろいろな楽しみ方をすることが出来ます。

掛け軸の種類

掛け軸にはいろいろな種類がありますが、その種類によって様々な意味合いを持ちます。「祝儀掛け」と呼ばれるものは、結納や結婚、正月などお祝い事を飾るもので、松竹梅や鶴亀などが描かれています。「花鳥画」と呼ばれるものは季節ごとの花や鳥が描かれており、四季を演出するのによく使われます。


「動物画」と呼ばれるものは、定番の竜虎などが描かれ、こどもの成長を願ったり、選挙などにも用いられます。「山水画」は上品な図柄が多く、様々な用途に様々な適しています。富士山を描いたものも山水画であり、縁起物として飾られることもある様です。


この他にも七福神や天神様、仏様や菩薩様が描かれている「神仏画」もあります。ただ飾るだけではなく、家を守ってもらうという意味合いを込めて飾るケースもあります。基本的には自分の好みに合った掛け軸を飾れば良いのですが、あまりに相応しくない選び方には気を付けるべきです。特に神仏画は仏像と同じ扱いをする場合もある為、それぞれの用途に合った選択をする必要があります。